【DIY】カホンを作ってみよう。其の五【木工】

◆本体の組み立て

  1. 下調べ
  2. 要件出し、設計
  3. 調達
  4. 加工、製造  ←今回はここの一部
  5. 総括

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△前面から。下部のホーンが背面まで回り込んていることが製作者のみにわかる(思い出せる)図

6面(工程と機構上正確には5面)のパーツが加工できたら、それを組み合わせていきます。
板の特性や貼り合わせの強度などを鑑みながら、組み立ての順を考えて組み合わせていきます。
ただ実際にこの組み立ての行程は、設計時に考えておかなければなりません。
貼り合わせの際の固定具(播金やクランプ)の装着の仕方や向き、固定ポイントの数、無理なく圧着出来るような材の組み立て手順など、結構考えるべきことは多くあります。

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そうそう、後述しますが、スナッピーのON/OFFを実現する稼働ギミックのために、組み立ての前に加工しておくべき場所もあります。
設計時には、最終的に形になるかどうかも重要ですが、どうそれを組み立てるかを考えながら図面を引くことも重要です。
ということで、設計時に綿密に考えた手順に従って組み立てを行います。

◆スナッピー稼働ギミック

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△スナッピー

一般的にカホンは、ちょっとしたワイヤー1~2本を打面裏に張ることでスナッビーの効果を出しているようです。確かにこれでも音は出そうですが、

  • 音のチューニングがしにくそう
  • ブラシでスイープするような繊細な音が出なさそう
  • 奏法によってスネアではなくタムタム的に使いたい

というこれまた机上の空論で、普通のスネアドラムに使用するスナッビーを演奏中もシームレスにON/OFFできるようにします。
スナッピーを取り付けた可動式のバーを打面裏側に設置し、そのバーをカム機構でON/OFFするというシロモノです。
スナッピーバーの一端にカムを設け、天板から伸びたプッシュ/プルロッドで操作します。

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△箱の組み立て時に開けておいた穴にロッドを通す。
これでスナッピーを操作します。

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△カムのアタリ面に利用するベアリング。
インラインスケート用のベアリングを流用します。

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△ベアリングをプッシュ/プルロッドに固定するためのスリーブを
ベアリングに合わせて加工します。

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△プッシュ/プルロッドにベアリングを固定し、
カムに当てるの図。

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△うまいことスナッビーの取り付けてあるロッドの先のカムを押しているのがわかりますかね。

木材そのものでスライドさせるとあっという間に摩耗して使い物にならなくなるので、カム機構のアタリ面にはアルミのパンチングパネルを固定し、カムを動作させるプッシュロッドには適度なサイズのベアリングを固定し、カムとプッシュロッドがスムーズに動作するようにしています。

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△カムのアタリ面にアルミパネルを貼り付けます。

パンチングパネルを利用した理由は・・・たまたま在庫があったからです。
ベアリングもたまたまあった在庫を利用しました。
ので、そこんところの追加コストはゼロです。
プッシュロッドの操作部分はエルゴノミクスデザインとし、プッシュ、プル操作をしやすく加工しました。

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△カム操作を確認したら一旦ばらして、操作部分を作ります。
適当な木っ端を用意してきます。

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△木っ端を操作部分に接着します。

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△操作部分の出来上がり線を罫書きます。

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△ナイフでゴリゴリ削ります。

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△操作する指に合わせてR部分の罫書きをします。

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△操作しやすいようにゴリゴリ削ります。

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△削ったらやすりで整えます。
なかなかいい形になりました。握りやすいです。

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△例によってOldVillaggeの蜜蝋ワックスを塗りこみます。

手で操作する部分なので時間をおいて多少多めに塗り込みます。

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△出来上がったプッシュ/プルロッドを再び固定します。

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△スナッピーがOFFの時に余計なビビりを生まないように、
スナッピー先端部分にフェルト製のミュートを取り付けます。

カムのアタリ面の多少の調整が必要でしたが、思ったよりスムーズに操作できました。ノッチは特に設けていないので、慣れ次第でスナッピー操作はON→中間(無段階)→OFFと任意に調整することができます。
・・・ホント自己満足機構ですね。

 

~失敗しない家作りを経て完成した我が家で始める DIY(Do it yourself=手作り/自作) ライフ。できることは自分でやり、無駄な浪費や使い捨ては排除し、人と自然の恵みに感謝して、日々の暮らしを創りだします。~

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