ゼブラウッドでシャレオツなバターナイフを”勢いで”手作りしてみる

残暑お見舞い申し上げます。

連日暑いですね。
でも、ここ数年内だと朝晩中心になんとなく過ごしやすいなーと感じております。
さてそんな残暑のお盆休み、まとまった時間ができたのでDIYにいそしんでいたのですが、なにかモノづくりをしていたわけではなく主に工作機械の治具づくりに明け暮れておりました。

作成されるモノの精度にかかわるところなので余計に精度が気になり、やたら時間がかかってしまいました。
汎用性持たせようと要件が膨らむと工数が増大する悪い例です。
最小限の要件からMVPを改善させて積み上げる手法がやはり優れているなーと反省しきりです。

WP_20160815_15_15_01_Proそんな治具づくりに明け暮れた盆休み、盆休みも残り数時間になったところで

「なんにも成果物がない!!!(作品として)」

と危機感を募らせた私は、先日東京出張の際にゲットしておいたゼブラウッドを手に取りおもむろに加工し始めるのでした。
作るのは、バターナイフ。

なんでバターナイフにしたかというと・・・

理由①:長い休みなのに成果物がないが、なんでもいいので完成させる
理由②:ただし残り時間でサッと30分程度で出来る
理由③:諸般の事情でフィニッシングで利用するクルミオイルの作例と手順をコンテンツ化したい
理由④:計画している木製カトラリー作成ワークショップのロールプレイをする

のが主な理由です。

理由③についてはすでにエントリー済みなので、ぜひご覧ください。
【木工DIY】木工で使用するクルミオイルの作り方と作例

ということで、バターナイフを作成します。
イメージとしてはこんな感じでしょうか。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

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もうお盆休みの残りも少ないので、30分でサクっと作ります。

理由④で計画しているワークショップのロールプレイも兼ねるので、おおむね私の手で30分程度で完成できないとワークショップが成立しないので・・・。

  1. 完成をイメージする(0:10)
  2. 大雑把に加工する(5:00)
  3. ある程度形にする(10:00)
  4. なめらかに加工する(10:00)
  5. 仕上げ処理を行う(4:50)

でやっていきます。<()内は所要時間>
短いので今回は一本で行きます!

1.完成をイメージする(0:10)

WP_20160815_15_22_24_ProWP_20160815_15_26_38_Pro今回はバターナイフなので、家で使っているバターナイフを想像すればOKです。
あとはせっかく木で自作するので、今使っているバターナイフのいい点悪い点を活かしてイメージしましょう。
先端の形状は今のモノそのままに、グリップ部分をぴったり手にフィットさせるような感じでいくことにしました。

2.大雑把に加工する(3:00)

WP_20160815_15_29_13_Pro元になるゼブラウッドのほんの一部を使います。
バターナイフなので、ほんとに少しでいいですね。側面を挽き割りしつつさらに2分割して二本作ることにしました。ざっくりとしたイメージから、加工の下地となる線を罫書きます。
罫書いたあと、線に沿ってバンドソーで加工します。糸のこ盤でもいいでしょう。
今回バンドソーで加工しましたが、歩留まり気にしないならぶっちゃけこのあとの工程で使うベルトサンダーで全部加工してもいい気がします。

3.ある程度形にする(8:00)

今回の主役はベルトサンダーです。大量生産する場合は歩留まりなどが気になりますが、今回はテストも兼ねてなので歩留まりは度外視。
一本テスト作成した後、えいやーっと加工している様子を動画にしたので、ご覧ください。

※カメラの固定が悪く一部ブレブレでごめんなさい・・・。

4.なめらかに加工する(14:00)

WP_20160815_16_36_24_Proベルトサンダーはやすりの粒度が60番程度なので、切削傷を消しつつ最終的な形に造形するため・・・
木工やすりで整形→#80→#120→#240→#320
という順で紙やすりで形と表面を整えます。

ここでのコツは、前の粒度での切削傷を完全に消しながら作業を進めることです。

 

WP_20160815_17_02_27_Pro_2#320での処理が終わったら、一度水洗いします。
すると、あら不思議、さっきまでツルツルだった表面が毛羽立ってきます。
これを再度紙やすりで整えて再度水洗いして・・・という工程を繰り返してケバケバがある程度なくなるまで繰り返します。

5.仕上げ処理を行う(4:50)

最後は別コンテンツで紹介しているクルミオイルでフィニッシュします。

【木工DIY】木工で使用するクルミオイルの作り方と作例

WP_20160815_17_14_37_Pro (2)クルミの粉砕から擦り込みまで含めて5分程度もあればできるでしょう。
(乾燥の待ち時間は除く)

ということで、おおむね30分程度で2本のバターナイフが出来上がりました。
ちょっとずつデザインを変えてのゼブラウッドのバターナイフです。
ゼブラウッドの特徴的な木目がいい味を出しています。
グリップ部分にこだわったので、子供にも「持ちやすい!」と大好評です。

WP_20160816_21_35_08_2ということで簡単にできる木製カトラリー、ぜひ挑戦してみてください。

近々名古屋・金山で、実際に1時間程度で木製カトラリーを作成してみるワークショップを開催予定です。
Cre8BaseKANAYAMAさんのイベント予定をチェックしておいてください!

http://www.cre8.nagoya/workshop

 

【木工DIY】木工で使用するクルミオイルの作り方と作例

こんにちわ。
DIY楽しんでますか!
DIYは文字通り「あなた自身でするコト」なのでどんなコトをするかや、コトのレベルは問わないと思ってます。
Do it yourself = Do challenge
じゃないかなーと思ってます。
もちろん失敗してもOKだと思います。

のっけから意味の分かんないこと言っていますが、今回は木工の仕上げ処理に使うオイルのお話です。

いろんな木工やっていますが、作るものや用途によって仕上げに使う素材はいくつかあります。
大まかにわけると・・・

  1. なにもしない
  2. オイル・ワックスフィニッシュ
  3. 塗装(ラッカー・ウレタン)

でしょうか。

個人的には、木材の持つ素材の質感や性質を最大限生かしつつ、防汚処理や耐久性向上を期待でき、手軽で美しい処理ができるオイル・ワックスフィニッシュが大好きです。

ワックスフィニッシュでよく使うのが蜜蝋ワックス。
家具類など無造作に利用するもので、汚れやすそうなものに利用します。

オイルフィニッシュで使うのがクルミオイル。
特に食器などのカトラリー系、手や肌に直接触れるものによく使います。

今回はそのクルミオイルの作り方。

ボトル入りのモノを買ってもいいんですが、大量に使うものでもないですし、オイルとはいえ食器類に使うのため劣化が気になるし、どういう作られ方しているかわからないので、私は必要都度生のクルミから抽出しています。
抽出っていうとすごい施設で盛大にやる感じですが、ひじょうに簡単です。

買う場合、こういうのですね。
これはそもそも食用なのでカトラリーにも安心です。

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では早速手順を見てみましょう。

1.むきクルミを用意する

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炒ってあるものはダメです。殻ごとでもいいんですが、さすがに殻を割るのは大変。
なのでむきクルミを使います。画像の商品で100gぐらい入って500円ぐらい。
パンやお菓子(や鳥のおやつ)などに利用するので、フィニッシング用だけに用意しているものではなく、常に家庭内で回転しているものです。
パンやお菓子なんて作らねーよ!という方は、酒のつまみにでもしましょう。
量は作例のバターナイフ程度ならクルミ半個~一個分もあれば十分です。画像で約一個分です。

2.むきクルミを細かく砕く

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ナイフや包丁で細かくします。適当でOKです。どうせ次の工程で粉々になります。

3.さらし布などの生地でクルミをくるみます

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この後の工程で金づちでたたくので、その衝撃に耐えられる程度の生地であれば何でもよいです。
あまり厚い生地だとオイルを吸収してしまうので、薄目がおすすめ。
くるんだら輪ゴムなどで止めます。

4.金づちなどで叩いてつぶす

WP_20160815_17_10_59_ProWP_20160815_17_11_25_ProWP_20160815_17_13_51_Pro軽くたたけばOKです。画像1で2~3回後、画像2で4~5回後なんですが、すでにオイルが滲んでいます。
下が木などの素材だとすでに浸透してしまってもったいないので、オイルを塗布する対象の作品の上で、作品を壊さない程度に叩けばOKです。

5.もみながら作品に擦り込んでいく

WP_20160815_17_14_37_ProWP_20160815_17_15_36_Proあとは作品へ擦り込みながらもみ続ければ、徐々にオイルがシミだし、それが直接作品に擦り込まれることになります。乾燥して来たら再度上塗りして、だいたい5~6回程度上塗りすればいいでしょう。

6.メンテナンス

だいたい1年に一回程度、上記の手順を繰り返せば良いでしょう。
使う状況に合わせて木肌の荒れや状態を鑑みて頻度を調整すればOKです。
作品が多ければ一度にやってしまってもいいんじゃないでしょうか。
大掃除の一環として年末にやるなんていいかもですね。
日本の冬は乾燥して気には優しくないので!

やってみるとわかりますが、1~5までわずか5分程度です。
ガンガン叩かないと出てこないかというとそういうわけでもなく、ホンの数回叩くだけで染み出してきます。
食用に利用するクルミをそのまま利用するので、当然口に入れても平気、これ以上安全なフィニッシングオイルはありません。

是非チャレンジしてみてください。

【住宅設備DIY】洗濯機が壊れた!?と思ったお話し【3:問題の解決・再発防止】

WP_20160810_05_43_12_Proということで、大量にへばりついたヘドロのようなゴミを洗浄し元に戻したところ、ゴッポゴッポと正常に排水されるようになり無事洗濯機が復旧しました。

あー面倒なことにならずによかった。

で、再発防止のために対策を講じようと、ひーたんにそもそも最近排水速度が落ちてきていなかったか確認。
が、全自動洗濯機のため各工程間の排水時間までは確認できておらず、そのあたりでアラートを上げることは難しそうです。
(新品購入時に標準工程の必要時間を測定しておいてタイマーで遅延時間を確認するなんてこともできますが費用対効果薄すぎ。)

その確認・再発防止検討のさなか、
わたし「そもそもこのヘドロみたいな汚れひどいね、こんなに汚れるんだね~」
ひーたん「あ、洗濯槽クリーナーかも・・・年末大掃除の時にやったんだよね・・・。」

それか!!

洗濯槽クリーナーやったことある方なら知っていると思いますが、洗濯槽クリーナー使うと絶望的なまでのヘドロのようなごみが洗濯槽に浮遊してきて目を疑います。
おそらくその時に大量に排水されたヘドロのようなものがきっかけとなり、徐々に詰まっていったのではないかと思われます。
ということで教訓としては・・・

教訓:洗濯槽クリーナーを使用した場合は、排水トラップも掃除すること!

です。一年に一回程度のことなので、大掃除のタイミングなどで実施するとよいでしょう。
下手に知識があると問題を過大評価して大げさにする傾向があるという好例ですね。

まずはメンテナンスの基本、清掃をしっかりしてそこから疑うべきですね!

【住宅設備DIY】洗濯機が壊れた!?と思ったお話し【2:問題の確認】

洗濯槽にある水浸しの洗濯物をタブトラッグスに押し込んで、洗濯槽の状況を確認します。
電源OFF/ON→すすぎメニューを選択して実行すると、命令は受け付けてすすぎフェーズに入ります。
通常この段階で排水用の電磁弁が開いて排水を開始しますが、電磁弁が動作する音は聞こえます。

うーん・・・。

  1. 電磁弁が動作はするものの100%動作せずに排水しない
  2. 100%動作しているが、それ以外の要因で排水しない

どっちかな・・・

1だとどのみち修理か買い替えという選択肢になるので、まずは2を確認することに。

すすぎフェーズのまま放置して水位の推移を確認します。
10分ほど再びエラーが発生するまで放置して確認すると、微量ながら水位が減っています。
ということは、排水経路のどこかで滞留している??

ただ、排水路は大概30φ以上はある太い配管なので、いくら汚水と言えどそうそう詰まることはないんじゃないかと疑います・・・。
一縷の望みを託して洗濯機本体から排水口まで接続してあるホースを外してみると・・・

うわわわわわ・・・汚水が流れ出てくる!!!

WP_20160810_05_43_43_Proということは排水用ホース??
と疑い、排水用ホースを取り外して洗浄します。
・・・が、それほど汚れはひどくありません・・・普通に水が流れます。

面倒だなーと本体側の排水路の詰まりを疑います。
とその前に、排水溝そのものをもうちょっときれいにしておこうと思い立ち排水口に手を突っ込んでごそごそしていると・・・

「こいつ・・・動くぞ??」

 

 

WP_20160810_05_44_08_Pro排水ホースが接続される排水口に、なにやらショートパーツがあります。
うまいこと引っ張り出すと、ストレート配管された排水路に後付けで設置するための排水トラップでした。

ほほーう、これは賢い!

調べてみると、洗濯機用に専用開発されたものが多数あります。知らんかった。
大きく二種類あるようで、開放型と密閉型、開放型はその名の通り排水口と接続ホースの接続部が大気に暴露されていて、単純に流し込むタイプ。
排水トラップはあるものの、排水口そのものが汚れた場合匂いが設置場所に充満しそうな形状です。 (写真は清掃後です。あまりにも汚かったので・・・。)

対して密閉型は、排水口と接続ホースの接続部が密閉されていて、設置場所に排水路の空気が暴露しない構造になっています。
そのため、排水トラップに汚れがたまってトラップ内で水が流れなくなるとどうなるかというと・・・

  • 開放型・・・洗濯機から排水はされるが設置場所に排水があふれ出して大変なことに!!!
  • 密閉型・・・解放されていないので、洗濯機の電磁弁の位置から全く水が排水されないことに!!

↑これやね。

今回の場合、密閉型が設置されていたため排水トラップ内でのつまりが洗濯機にまで及び、排水時間がタイムアウトしてエラー「U2」に至ったというわけです。

勉強になるわー。

以降、次回。

【住宅設備DIY】洗濯機が壊れた!?と思ったお話し【1:インシデント発生】

こんにちは。DIY、楽しんでいますか。

家庭でのDIYって、二種類あります。
一つは、計画的なDIY、やること決めてそれに従って作ったりするものです。
もう一つが、突発的なDIY、計画はしていなかったけど、やらざるを得ないものです。
概ねDIY修理などが相当します。
修理が必要だけど、応急処置でなんとか凌げるものはいいのですが、そうじゃないと
かなり困ります・・・。

先日の給湯器の配管の破裂騒ぎもそんな感じですが、応急処置が有効だったため落ち着いて対処できた例ですね。

で、タイトルを見ればわかる通り、今回は洗濯機のトラブルです。

当日は友人が遊びに来るということもあり、家中朝早くからバタバタしておりました。
私は私でレジャーの準備をしており少し家を離れていたのですが、一時帰宅したときにひーたんからの悲痛な報告が届けられます。
「洗濯機が壊れた~」
状況を確認すると、洗濯(一次)が終了した後、次のすすぎ→脱水という処理に移行せずエラーを吐いて止まっているというもの。
洗濯層には無残にも水浸しになった洗濯物が放置されています。
エラーコードは「U2」という、我々世代からするとなじみの深いネタが二つも思い浮かぶ単語です。

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早速取説で確認すると、「排水異常」とのこと。

たしかにすすぎに際して一旦排水されるべき一次洗いの汚染水が洗濯槽に滞留しています。

なんどか再起動(電源ON/OFF、電源プラグ抜き差し)してみるものの状況は変わらず、すすぎ処理は実行されるものの、しばらくすると「U2」の表示が現れます。

とっさに思いついたのが排水するための電磁弁の故障。
汚水を排水するために設置されているものですが、洗濯で利用した汚水に暴露される環境なので、故障してもおかしくありません。
結婚したときに購入した洗濯機なのでもうすでに12年使用していることもあり、一瞬
「いっそ買い替えか…」とも思ったのですが、洗濯機高いんですよねー。

↑そんな金ありません。

最近お財布事情苦しいので、この想定外の出費は避けたい。
かといって内臓部品の交換となると部品取りよせまで時間がかかるし、洗濯物は日に日に増えていくので一刻を争います。

なんとしたものか・・・。

来客が控えていたのですが、幸い友人から「ちょっとトラブルで遅れるー」との連絡も入ったので、一旦落ち着いて考えることに。

以降次回。