さて、給湯器の配管からの漏水をどうすんだ的なコンテンツの続き、その2です。
現在の状況としては・・・
1.給湯器のあたりから派手に漏水!
2.給湯器の給水側の止水コックを閉めることで家の水道は基本的に復旧。
がしかし、
3.給湯器への給水が停止しているためお湯を利用することが不可能。
という状況です。
時間は午後15時。このままではお風呂に入れません。
さてどうしようかなーと思いながら帰宅したのが16時、お風呂まで残り2時間。
DIYERの対応能力が求められます。
とりあえず、どんな漏れ方してるのか確認するために給湯器の止水コックを開けてみると・・・
プッシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
どこかの緩くないゆるきゃらのように何かの汁が噴き出しています。
まぁ見事としか言いようがない噴射。
隣家(空き家)の庭まで、5メートルは噴き出しています。
よく見てみると、給湯側配管の給湯器接続部分のすぐ下が、縦に裂けています。
縦に裂けるか!?
通常は保温用の保護材が巻き付けてあるのですが、経年劣化でボロボロになり大気に露出している状態。当然ながら太陽光も直接浴びるので、紫外線による劣化などで弱っている状態に、強い圧力がかかったために裂けたのでしょう。
しかし住宅設備で8年そこそこで劣化するようなモノ使うなと言いたいです・・・。
裂けたのは、架橋ポリエチレン管という、ある程度フレキシブルに配管することができる耐圧ホースです。個人的にはこんなに簡単に劣化するものなら、耐熱用の塩ビ管で配管してほしいものだと思います。塩ビ管のほうがはるかに安いと思うんだけど、なんでだろ。
さて、漏れの位置も分かったのでこの部分の配管を交換するわけですが、そんなにすぐに資材があるわけでもないので一旦応急処置としてテープで止めることにします。
漏水などにも使える繊維入りのテープをグルグル巻きにしてやります。
↓こんな感じの強力テープ

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漏水にも使える!とかパッケージにも書いてあったのに、止水コックを開けてやるとまだやや漏れてきます。
仕方がないので随時のシャワーの使用はあきらめて、止水コックを一時的に開けて漏水したままいったん湯船に湯を張って、湯船が十分な水位になったら止水コックを閉めて湯桶で風呂に入るという暫定運用をしばらくすることにしました。
さらに不幸なことに、応急処置をしようと給湯側配管をやや曲げたときに、配管が地上に露出している最下部で「パキッ」と乾いた嫌な音がしました。
よく見ると配管が折れています。
こちらは円周に沿って半分ほど、致命的な状態で割れています。
こちらもテープでグルグル巻きにしたものの結構派手に漏れました。
上記応急運用の最中、給湯器の下部二個所からジャブジャブ漏れるという非常によろしくない状況で運用されておりました。ご近所さんから見れば何やってンだ的な感じだと思います。
さて、修理箇所はわかっているので、資材を調達して修理に取り掛かります。
給湯側の架橋ポリエチレン管は、給湯器の下から地面に潜って、風呂場の下の基礎から宅内に侵入しているようです。
風呂場の下で台所に向かう配管と分岐しているようなので、一気にそこまで交換してやるかと給湯側配管を掘り進んでいくと・・・
浄化槽の上を通過するあたりで、浄化槽ごとコンクリで固められています。
えーっと、これってアリですか????
こういうケースが発生したときどうする気なんでしょうか。
たかだか8年程度で劣化する、いずれ交換が必要な配管をコンクリで固めて交換不能にするとか普通するんでしょうか。交換するとき浄化槽のコンクリごとハツれってことでしょうか?私なら絶対やりません。
イラッとしたところでまた次回。
これが今回破断した架橋ポリエチレン管
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タブチ TBC 被覆架橋ポリエチレンパイプ ピンク16mm×10M HC16HO… |