恒例となってまいりました、2017年末、クリスマスのSWAYネタ。例によって
「Office 365 Advent Calendar 2017」
(https://adventar.org/calendars/2585)
に寄稿させていただいてます!
ちなみに前回(昨年)、前々回(一昨年)はこんな感じです。
2015年
「【PC&GADGET】LET’S “SWAY” WITH MUSIC.」
(http://shinya.nagoya/2015/12/25/%E3%80%90pcgadget%E3%80%91lets-sway-with-music/)
2016年
「2016年クリスマス もSWAYで揺れ動く僕の心」
(http://shinya.nagoya/2016/12/25/2016%E5%B9%B4%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9-sway%E3%82%92%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8B/)
まずはSWAYの2017の振り返り
多少編集機能のUIが変わったところはありますが、残念ながら大きなアップデートはありませんでした。
各部の編集機能など、もう少しアレンジできるといいのになー
と思うところはあるのですが、それこそがSWAY。
余計なことをできないようになっているのがSWAYなのです。
余計な事せず、シンプルに行きましょう。
紹介動画やHow toも変わらず。
(ただし主に英語版)
「What is Sway – Microsoft Sway Tutorials」
(https://www.youtube.com/watch?v=C5Z3kDACq2M&list=PLXPr7gfUMmKyE22-YpbgcDfr2SXEO7-qX&index=8)
基本的な使い方は、以下の公式を参考にしましょう。
「Sway を始める」
(https://support.office.com/ja-jp/article/Sway-%E3%82%92%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%8B-2076c468-63f4-4a89-ae5f-424796714a8a)
登場から二年で安定するとは、素晴らしい製品だと思います。
当初からコンセプトがしっかりしていて、ブレていないということですね。
プレゼンテーションを綺麗に見せるにはどうすればいいのか?
先日とある勉強会後の懇親会で、「榊原さんには綺麗なデザインの仕方とかを教えてほしいです(的なこと)」と言われました。
自分ではそんなにきれいにできているとは思えないのですが、そういってくださる方がいるのはうれしいものです。
僭越ながら今年は、私が普段各種資料やスライドを作るときにどんなことに心がけて作っているかをSWAYを用いて語ってみようかと思います。
結論から言ってしまえば
「シンプルであること」
なんですけどね。
もう一つ一つ大切なこととして、技術資料とプレゼンテーションは全く異なるものであり、勉強会で登壇するときにスライドとして利用すべき資料はSWAYでは作れません。
SWAYで技術文書を書いてはいけない
今回のテーマでは、ドキュメントには2種類あると仮定します。
一つ目が技術文書。
ある技術や製品、サービスを説明し、リスナーに知識を会得してもらうために反復して利用してもらうことが推奨される資料で、故に登壇者自身がいなくても資料からあらゆる情報が読み取れるものです。
二つ目がプレゼンテーション資料
製品を紹介したり、自分を売り込んだり、サービスを提案したりする時にそれらの魅力を最大限アピールするために使うもので、資料としては発表時のサポートをするためだけのものであって、結果的にその資料だけを後から見てもちんぷんかんなものです。
SWAYはその仕組み上、細かい情報を列挙していくには向きません。SWAYで技術文書を書くのは全く持って不適切と言わざるを得ないでしょう。
がしかし一方でうまくコンテンツを組み合わせることによって発表の内容をとても魅力あるものに見せることができます。
シンプルになにかを魅力的ン見せるのにはSWAYはうってつけなのです。
欲を言えば、プレゼンテーションはプレゼンテーション用の資料を作成(SWAYで!)して登壇に用い、
技術文書は技術文書に適したツールで別途作成し、登壇後に配布するというのが理想形でしょう。
勉強会のLTで、SWAYはありなのか?
上記の通り、技術資料の作成が難しいのですから勉強会でのSWAY使用はNGと言わざるを得ません。
(炎上覚悟でクリスマスにパートナーと過ごした時の素敵写真集をSWAYでまとめてLTでポエムなんてのは面白いかとも思います。)
勉強会に登壇されるような方は普段からお忙しく、資料を発表用と配布用なんて作っている余裕はないでしょうから、配布用資料をうまく使って登壇いただくのが良いかと思います。
その際、資料上の文章がやや多く話が散らかりそうな場合、各ページの最も需要な要素「のみ」を訴えるようシンプルを心掛けるとよいのではないでしょうか。
SWAYはInstagramのように使え
Instagramを見てみるとよくわかると思います。
その瞬間(シーン)をうまく切り取るのに全身全霊を傾けたら、あとは簡単に編集して投稿。
写真の中に隠されたテーマを最大限シンプルに表現しようとしています。
2017年流 SWAYコンテンツのシンプルな作り方
何かを伝えようとする場合あなたがすべきことは、
- テーマをハッキリ・シンプルにさせる
- テーマを伝える方法を熟考する
- 写真を時系列で並べる
- 写真に簡単に説明文を載せる
- ひたすら「Remix」!
きっと「ちょっと体裁が・・・」と思うかもしれませんが、
そこはSWAYに任せましょう。
SWAYはそういうツールなんです。
幸い機能が限られているので、覚えるのはそれほど難しくありません。SWAYの提供する機能の範囲内なら、編集も意義があるでしょう。
がしかし、テーマに沿ったコンテンツかどうか。
ここだけはしっかりと押えたら、あとはシンプルイズTheベスト。あとはSWAYに任せましょう。
そんなマイルールにのっとって作ったのがこちら。
ちょっとテーマが技術系離れすぎて参考になりませんが・・・
さてさてこうも大きなアップデートがないとそろそろディスコンの声も聞こえてきそうです。
来年のクリスマスも、家族をほったらかしてSWAYのコンテンツを作れるよう、祈っております。
Merry Christmas!!