前回のつづき、Maker Faire Tokyo 2018で見た個人的にぶっ飛んだ作品+出展者の紹介をしたいと思います。
5.テスラコイル・・・なんだけど
ブースA-12「テスラコイル」
(http://makezine.jp/event/makers2017/m0111/)
「高エネルギー技術研究室」という公的機関のような名前ですが、どうやら個人の模様。
こちらがオフィシャルサイトのようです。
https://htlab.net/
サイト見ると・・・怪しいものしか作ってないwww
友達になりたいwww
このテスラコイルの一番怪しいところは、筐体が鳥かごwww
これ感電しないのか???
って思われるかもしれませんが、感電はします。
が、人体に流れ込む電流の量が少ないために悪影響はないんですね。電圧が百数十万ボルトと聞いただけでは死にそうですが。
残念ながら会場前の散歩でみかけたため実際のデモは見られず!
実際のデモはオフィシャルサイトでご覧下さい!
https://htlab.net/electronics/mini_drsstc_01/
そうそう、鳥かごは展示のための苦渋の策のようですね。
6.ホワイトボードクリーナーロボットZ
ブースA09-07「簡易版ホワイトボードルンバ」
(http://makezine.jp/event/makers2018/m0184/)
壁を上るロボットで有名どころと言えば「うぉーるぼっとG(https://qiita.com/jksoft/items/dbcbdff875e8e4a63ee2)」なわけですが、概ね機構は同じで張り付く場所がホワイトボード+ホワイトボードのクリーナー機構が付いているというところが味噌ですね。
”うぉーるぼっとG”も本品も、磁石を使って壁に張り付くところまでは同じですが、こっちはホワイトボードクリーナーが付いている分走行抵抗が大きく、駆動にトルクが必要になりそうです。
前方両端に赤外線センサーが搭載されていて、ホワイトボードの端を検知してホワイトボード内を上手に走行してくれるようです。
なお本作品は、電子工作マガジンの2018年春号に掲載されているとのこと。気になったらチェックしてみてください!
ついついホワイトボードの内容消し忘れるので、作りたいなぁ。
7.映像付きサイクルトレーナー
ブースA09-04「仮想スタンプラリーシステム『うごスタ』」
(http://makezine.jp/event/makers2018/m0207/)
サイクルトレーナーと連動して、景色が動くというものです。
GPSと車速センサーを利用して、あらかじめ撮影しておいたマップ上の位置をトレースして走ることができるというもの。
サイクルトレーナーの踏力に応じて変化する速度に追随してマップの移動速度も変わるそうです。
これ、是非ジムのエアロバイクに搭載してほしいんですよね~。
正直有酸素運動のエアロバイクは退屈なんです。
有酸素運動によるカロリー消費と持久力獲得のために負荷高めでエアロバイク2時間とか漕いだりするんですが、メッチャ暇なんですよ。
普段はタブレットもちこんで、Amazon Primeでダウンロードした映画一本観たりするんですが、やっぱりやってることと映像がシンクロしたほうがそりゃいい。
ツールやジロのルートとかあったら最高です。
今は検証段階とのことですが、できる限り利用しやすい形で早いところ一般の施設に普及してほしいものです!
8.多脚砲台・・・のもと
ブース・・・どこだっけな・・・
こういった多脚移動システムというのは、自分でもすごく作ってみたいものの一つです。
なんでかつーと、士郎正宗の「アップルシード」に出てくる巨大多脚砲台を作って世界を蹂躙したり、同じく士郎正宗の「攻殻機動隊」に出てくる多脚戦車を作って街中を練り歩いてみたいのですよ。
日本だと保安器具類付けないといけないから途端にかっこ悪くなるな・・・
本展示品も「攻殻機動隊」のタ(フ)チコマをモチーフにしているようですね。
まずは多脚(安定化とフェイルセーフのために6脚)で移動できるもの作って、その後ジャイロで安定化制御、その後自立走行機能を加えたのち、戦術AIを搭載して・・・夢は膨らみます。
こちらのブースは、躯体は3Dプリンタで製作し、さらには制御基板までも自作しているようです。
そろそろ3Dプリンター買おうかなぁ・・・
9.ミニ四駆的なやつ
ブース・・・わかんない・・・
ミニ四駆のタイヤがデカい版、なんていうんでしたっけ?ビッグフット?のマイコン制御版です。(ワイルドミニ四駆って言うらしい。コレ(http://www.tamiya.com/japan/products/17003/index.html)))
その昔タミヤから1/24電動RCカーの”タムテック”ってシリーズ出てたのご存知でしょうか?
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%A0%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF)
当時中学生だった私は、市販のFRP板を加工して、そのタムテックのRC装置一式をこのミニ四駆に搭載してR/C化して遊んでました。
モーターのパワーがありすぎてアクセルコントロールが超シビアだったのを覚えてます。
あと、重心がクソ高いのでコーナーでコケるコケる。
うーん、今考えてもなかなかスゴイことやってたなワタクシ・・・
しかも、そのミニ四駆のボディに萌えイラストを描いてたりしたんですが、それっていわゆる「痛車」ですよね。
時代の先行き過ぎ。
閑話休題。本展示は、タッチパネルを使って予め動作をプログラミングし、半自立走行させているものです。
プログラマブルな「車両」っていろいろありますが、こうやって安価に手に入る素材を改造するプロセスが公開されると、KIDSがHWを含めたモノづくりが身近になってとてもいいですね。
ちょっと前にビュートローバー(http://www.vstone.co.jp/products/beauto_rover/)というARMマイコンで制御するライントレーサーのキットを入手してテストする機会があったのですが、いるものいらないもの含めてキットで6000円。
いくらお父さんのサポートアリとはいえ、ちょっと子供のおもちゃとしては高額です。
身近で安価な素材でKIDSがモノづくりを楽しむ情報がたくさん増えるといいなーと思います。
さて、今回も長くなってきたのでここまで!
まだまだ続きます・・・・orz