【旅行記】急速な発展を続ける中国、深圳に行ってきた件 ~基本編~

さて、先日ひょんなこと(※)から最近話題の(すでにブームは過ぎたか?)中国・深圳に行ってきました。

※先日参加した中京テレビハッカソンにてSeeedさんの企業賞としてSeeed本社見学ツアーが企画され、その受賞チームに紛れ込むカタチでw

最近なにかと海外に出張る予定がありますが、それらの国々と並んでなかなかに興味深かったので、忘れないうちにつづっておこうかと思います。

  • 基本編
  • 街なみ編
  • 人編
  • 味覚編
  • テクノロジー編
  • 番外編(香港)

を別エントリーでつづりたいと思います。

深圳旅行の基本

まずは基本編ということで、深圳旅行を思い立った時に下調べするであろう、現地で直面するであろうことを綴ります。

場所

言わずもがな深圳は中国にあります。
中国の南部、広東省にあります。
広東省にある都市・・・というより、「香港の隣の街」といった方がわかりやすいかな。

空路

深圳は最近割とメジャーになってきた感がありますが、意外と空路の選択肢がない。日本からのアクセスがあまりないのでしょうか?(実際現地であまり日本人らしき人を見かけない)

今回は中部国際空港(セントレア)からの移動について紹介します。

空路1:香港空港→陸路で深圳入り

離発着時間、空港からの連絡路も選択肢がいろいろありまたそれほど面倒ではなくこれまではメジャーな路線でした。
が、昨今の香港の出来事から2019年9月現在はあまりお勧めできる選択とは言えません。

香港についてはまた別エントリーで。

空路2:深圳国際空港直行

今回の選択はこちらでした。

中部国際空港から春秋航空で直行便が出ているため、そこそこお安く行けることからの選択です。
(オフシーズンの早め予約なら往復30,000円で)
深圳空港は市街地から地下鉄で40分程度(どこに行くかにもよりますが)。
直行便があるのならそれが最善のチョイスな気がしますが、あまり選択されない理由の一つが離発着の時間でしょうか・・・

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■真夜中の深圳空港

中部空港22:00発の便が深圳に到着するのが翌午前2:00、
また帰りの深圳発の便が午前5:30発で中部着が午前10:30着。
午前2:00に空港に放り出されてもな…という感じですね。
まぁ旅なんてそんなもんです。

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■広い、でかい

深圳空港そのものはさすがに新しめの空港ということあって宇宙観半端ない趣。空港内は一般的な空港と同じ構成ですが、土地が広いせいか全体的に余裕のある作りになっている感じがしました。

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■ケンタ

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■マクドナルドで始発まで待機
。ジャスミンティーが超オイシイ。

24時間空いているファストフード店やコンビニ(7-11)もあるので、深夜着でも困ることはありません。

ただし、空港は全体的に冷房強めなので女性は羽織るものがあるとよいでしょう。

中国は全般的に公共の乗り物に乗る際は常に持ち物検査があるのですが、空港も例にもれず持ち物チェックがあり、また入念にボディチェックもされました。

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■帰りの便、A320。行きも帰りも中国人でほぼ満席。

決済

決済!

渡航前、結構悩んだのがこれでした。

最近流れてくる情報だと、中国は急速なキャッシュレス化が進み、屋台のおばちゃんですらQRコードで決済し、むしろ現金は煙たがられると!!!

が、それほど心配する必要はありませんでした。

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■空港の7-11で買った初中華飯。現金払い。やわらか中華バンズで鶏肉をサンドした美味なファストフード。

空港のコンビニ、地下鉄の切符、タクシーの支払い、飲食店の決済、町のKIOSKの支払いから華強北での買い物まで、すべて現金でOK。そんなに嫌な顔をされることもありませんでしたよ。

一応事前にAlipay、WechatPayなどアプリ関連は準備していきましたが、そもそもアプリへのチャージの手段がない。
外国人にとって使いやすいアプリの最後の砦だったWeChatPayが2019年7月に運用が厳格化され事実上一般のTouristでは利用ができなくなったことで、キャッシュレス体験の道は閉ざされました。

それでもやはりそこは体験したい!!!
という方は、現地の銀行で口座をなんとかして作る方法もあるようなのでぜひ試してみてください。

宿泊

宿泊する場所はたくさんあります。

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■ホテル近くの市街。大都会。

今回は深圳市街と華強北(電気街)の中間地点に陣取りましたが、どちらもほぼ徒歩圏内で便利なロケーションでした。

節約のために同行者とツインルームで予算基準で探しましたが、日本のビジネスホテル程度のグレードで一泊¥3,500程度でした。

おそらく地区30年ぐらいの建物ですが、内装はきれいにリフォームされていて、滞在中特に古さは感じません。

アジア圏の廉価なホテルはまぁ大体こんな感じですね。

到着日の夜間断水(予定済み)したのはなかなかのトピックでした。

写真全然とってなかった・・・・

通信

これも中国に旅行する際に気を付けたいポイント。
現地でSIMを購入することもできますが、最近はとても便利な周遊用SIMが事前に日本で手に入ります。

今回利用したのはこちら。

AISアジア16カ国 周遊プリペイドSIM 4GB 8日間 4G・3Gデータ通信使い放題 / 韓国 台湾 香港 シンガポール マカオ マレーシア フィリピン インド カンボジア ラオス ミャンマー オーストラリア ネパール  ※日本でも利用可能

ところが、こちらは私の端末(HUAWAYなのに!!!)ではうまく電波がつかめず撃沈。
幸い同行していった方が「予備」に別のSIMを二枚持っていたので、分けてもらって事なきを得ました。

4G高速データ通信 中国本土31省と香港で7日利用可能 プリペイドSIM

先日訪れたタイでも、端末によって使えないこともあるという事象を目の当たりにしたので(その時はXperiaが死亡)意識はしていたのですが、まさか自分が遭遇するとは。
高いものではないですし、別の会社のを二枚携えるのがよいかもしれません。

当然ながら、ホテルや空港のFREE Wi-fiなどはすべてGreat Firewallを経由することになるので、日本で利用できる一般的なサービスはことごとく撃沈です。特にGoogle周りがOut。

現地ではBaiduMAPにお世話になりますが(GoogleMAPは全然あてにならない)、上記のSIMはBaiduMAPも問題なく利用できます。通信速度も問題なし。

言葉

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■外国人が全然いない!

出発前、知人の中国人に「若い人なら英語わかりますよ」的なことを聞いていたので、台湾ぐらいの感覚で赴いたらびっくりするぐらい英語が通じない。

空港や駅といった公共の場はもちろん、ホテルのフロントや飲食店の従業員もカタコトの英語ですらNG。

華強北の電気街でぶらぶら物色していると店主から(中国人と思われるのか)元気よく中国語で話しかけられるんですが、「Sorry,I can’t speak Chinese.」というととたんに表情が変わって引っ込んでしまいます。

あ、でもiPhoneの修理を頼んだ店の店員は英語通じたな・・・

おそらく英語に接する機会の有無によって大きく変わると思うのですが、そもそも深圳の街中ではほとんど外国人らしい外国人を見かけません。

中国は深圳をポスト香港と見立てているようですが、国外とのハブ化を目指すとなるとまだまだこれからな感じがしました。

交通標識や主だった案内表示は英語が併記されているので、道に迷うことなどはありませんが、中国語の翻訳アプリは必携といっても過言ではありません。今回何度もお世話になりました。

交通

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■メインの足、地下鉄。車両はとてもきれい。合理的なつくり。

地下鉄

主な交通手段は地下鉄になります。
だいたいの用事がある場所や観光地、ランドマークは地下鉄があれば最寄りまで行けます。

運賃もリーズナブルで、空港から市街まで40分ぐらい乗車して6元(≒90円)と、気兼ねなく利用できます。

中国では、地下鉄への乗車の際も空港で行うような手荷物のX線検査があります。
開封済みの飲料などを持ちこもうとすると、ボトルだけ荷物から取り出されて特殊な機械で調査されます。

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切符の購入は特に難しいことはなく、日本にでもあるような券売機(実際出てくるのはチップなのですが)で購入します。
日本のような巨大な路線図と運賃表はありません。

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こんな感じのタッチパネルがあり、行きたいところをタップすると運賃が表示されるので、それに応じて必要な現金を投入するだけ。とても分かりやすい。

日本の巨大な路線図と運賃表を見比べて運賃を選んで購入する方式がユーザーフレンドリーではないなぁと思ってしまいました。

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これが切符(チップ)。
方式はわかりませんがNFCのような近接無線デバイスが内蔵されているようで、これを改札のタッチセンサーに接触(非接触)させることで改札を通過することができます。

降りるときは回収用の穴があるのでそこにポチっと投入。
台湾のMRTなんかもこの方式ですね。

とはいえ多くの現地人の方々は、スマホアプリでスイスイ入場していました。

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改札。日本のそれと変わらない。

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ホームにはすべてホームドアが設置されている。
日本と違い、容赦なくドアは閉められるそうw

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車内にはこうしたわかりやすい表記があり、今自分がどこにいるのか、次はどこに止まるのかがわかりやすい。
乗り換え駅の表記もある。

音声案内は中国語、英語の二種類。

車両はきれいだし、音も振動も日本のそれよりずっと少ない。
線路敷設技術、車両開発技術、どれも遜色ないか上回っていると感じるレベル。

乗客も普通に静かで、とても快適。

タクシー

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深圳の第二の足はタクシー。

普通に歩いていれば妙なぼったくりタクシーに捕まることはまずありません。
車両が白と青とツートーンの会社と、緑と黄いろのツートーンの会社をよく見かけました。
たまたま利用した場所では前者の青白の車両が多く、そちらを何度か利用しました。

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料金はというと、2km10元(≒150円)とこれまた安い。
駅からちょっと離れたところまで遠慮なく乗っても15元(≒200円)なので、熱いこの時期は積極的に利用したい・・・と書きかけてふと思ったのは、たまたまか知らないが深圳はそんなに暑くなかった。それはまた別のところで書こうかな。

ちなみに運転手さんも程よくフレンドリーで、現金決済も特に嫌がることなく応じてくれたし、一度などは目的地から地下鉄の最寄り駅までの帰りの乗車の際、「どこまでいくんだ? ならこっちの方が安上がりだからこっちでいいか?」的な感じで安い方のルートを選んでくれた。優しい。

ちなみに深圳のタクシーは全車EV。強烈な加速を味わえる。

バス

今回は利用しなかったけど、街中にはたくさんのバスが走っている。が、路線図が複雑でどこに連れていかれるかわからず難易度高い。(台湾もそうだったけど)

料金は当然タクシーよりはるかに安いけど、今回の行程では地下鉄+タクシーで十分だった。

次回はぜひチャレンジしてみたい。
バスの方がローカル感味わえるし。

その他

タイやカンボジアなんかだとトゥクトゥクみたいな庶民+観光客用のライトな交通手段があったけど、深圳では見かけなかった。

唯一、バイクタクシーらしいものが走っているのを見かけた。
なかなかにハラハラする風貌で、簡単に言うと「普通のバイクにビーチパラソルを立てて走っている」感じ。
自分なら横風が怖くて絶対に運転したくないw

そもそも都市がコンパクトにまとまっているうえに、主要なランドマークは地下鉄+タクシーで困ることはないので、よっぽど長期滞在で隅々まで回ることがなければ困ることはないでしょう。

観光

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■「海上世界」の客船を模した建物・・・じゃなくて客船そのものw

残念ながら深圳には観光を目的としていくような場所はなさそう。

愛知でいうところの「リトルワールド」のような屋外型施設や動物園、やや大きめの公園のようなものはあるものの、それを目当てに深圳に出掛けるというほどのものでもなさそう。

それならばいっそお隣の香港まで足を延ばして香港ディズニーランドに行った方がいいような気もします。

私のようなGeekの場合は華強北(電気街)のような街も十分観光地というかアミューズメントパークのような楽しさを味わえますが。

とはいえ(主目的である)会社訪問と華強北(電気街)以外何もないのもさみしいなーと思い、現地でお世話になった方に聞いてみると「海上世界」というスポットがあるようです。

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市街からはやや離れていて地下鉄で30分ほどかかりますが、海に近い広い敷地に、大きな客船を模した・・・いや、これ丸ごと客船だな・・・客船を地上に配したレストラン的な施設を中心に飲食店や土産物屋などが立ち並ぶデートスポットのような場所がありました。

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さすが中国、やることが大胆w
多くのお客さんであふれていました。
高級レストランから庶民的な飲食店までいろいろあるんですが、どちらかというとお高めなお店が多く、それなりの店に入ると一人あたり日本円で¥5,000以上はかかるお店がザラ。

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■「海上世界」のバーで。目抜き通りだったのでややお高め。写真のビールは65元(≒¥1,000)。コンビニのビールの10倍近いw

中国の旺盛な消費欲がうかがえます。
どんどんお金が消費され、経済が回って豊かになっていく、そんな雰囲気が漂います。総じて雰囲気は明るい。

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■夜はライトアップされてとてもきれい。きれいな中国人女性誘って来たい!!!!

まとめ

ということで、コンパクトにまとめるつもりが結構長くなってしまいました。

全体的に感じた雰囲気は、とても消費欲旺盛で活発な新しい街というものです。

全体的に街もきれいですし、人も優しい、とても便利でありつつ、レガシーも垣間見えるそんな街でした。

次回以降、ジャンルを絞ってエントリー綴っていきたいと思います。

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