【旅行記】急速な発展を続ける中国、深圳に行ってきた件 ~食事編(1)~

旅行出張と言ったら、仕事の合間や終業後のお楽しみが超重要。(メインは仕事ですよ!)
特にアジア地域は食事が美味しいところが多く、今回も最初から重要な楽しみの一つにしておりました。

もともと中華料理好きですし。

深圳の食

食といっても色々ありますが、旅行中の私の「食」のスタンスは「基本ローカル」です。

ローカルな店で、ローカルな人が食べているものをローカルな味付けでそのまま味わう、これが私にとっては重要です。

というわけで、今回の深圳もローカルを中心にしてみました。

深圳はそこそこ大きな都市なので、飲食店はあちこちにあります。特に市街地では大きなショッピングセンターやそこから通じる地下街などにたくさんの飲食店があり、どれを選んでいいやら困るぐらい。

個人的には路地裏にあるような超ローカルなお店が好みですが、そもそもそういうショッピングセンターや地下街に進出し、繁盛している店というのはある意味ローカルな人が味を認めたからこそそこにあり存続しているわけで、ある一定の品質を保っている証拠とも取れます。

今回はそういう感覚でこぎれいな店も積極的に入ってみました。時系列で「簡潔に」綴ってみたいと思います。

一日目
一日目朝食

一日目は、朝2時ごろ空港に到着し始発まで待機、そこから市街まで移動して訪問先の企業へ向かうまでの時間調整としても探しました。

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最寄り駅の「〇〇」(日本語で表記できない)付近をうろうろすると、中華圏でありがちな「朝食を提供する飲食店」がありました。「老上海」。どこかで見た名前ですが、有名店なのかな。
隣の「木桶飯」も気になる・・・

しかし中身は極めてローカルな店。

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■テイクアウト用に道路側にオープンなサブ厨房。

ここは先に注文・支払いしてから席で待つスタイルのようです。

さっそく登場する中国語オンリーのメニュー。

私は台湾でもベンチマークとしてよく試した炒飯を頼むことに。すると、同行メンバー全員「メニューがわからん」という理由で全員炒飯にw
先に「違うメニュー頼んでシェアしましょ」と提案しておけばよかった!!!!結果テーブルには大量の炒飯がw
せっかくなので、蝦(海老)餃子も頼みました。

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ということで届いた炒飯。

うまーい。激ウマ。超ベーシックな炒飯ですが、なんか日本の炒飯と違うのですよ。(旅行補正)
しかも結構量がある。これでお値段たったの10元(≒150円)やっす!

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おかずに頼んだ蝦(海老)餃子もとっても美味でした。
蝦餃子は、ソースがめちゃくちゃうまかった。
表現力のない食レポでごめんなさい。
日本の調味料じゃないので、味のベースとかスパイスが分かんなんですよー。

私たち以外にも入れ代わり立ち代わりお客さんがやってきて、テイクアウトで注文したり、店内で朝食をとられてました。

台湾に行った時もそうでしたが、中華圏は朝食に「お粥」を食べるのが一般的なんですね。
となりのおじさんとか、ラーメンどんぶりに入ったお粥二杯も食べてました。そんなに好きかw

本当は朝食を食べたところで企業訪問まで時間をつぶす予定だったのですがあんまり長いできる雰囲気ではなかったので近くの喫茶店を探すことに。

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■朝食をとったあたりの町並み。

Luckin Coffee

ちょうど徒歩圏内にちょっと噂になったLuckin Coffeeがあったので入ることにしました。
ここで初めて中国の洗練された注文スタイルを感じることに。

基本的にはWechatからスマホでオーダーし、(なのでカウンターにわざわざ並ばない)出来上がったころに注文番号で引き換えるというスタイルのようです。決済はもちろんそのままWechatで。

私たちはというとそういう注文手段も決済もできないので、店員さんが気を利かせて店内のスマホ(か彼の個人所有?)で注文から決済までやってくれました。超優しい。惚れるわ。イケメンだったし。

私たちが店内のテーブルでコーヒーを楽しんでいるときも、ひっきりなしにお客さんが現れてはスマホを見せつつ、すでに出来上がっている注文品を引き取っていくという流れを見ました。

便利だわこれ。日本だとマックがこの方式を採用しこれから始めるようですね。
あと、知人の挑戦的な「海の家」でも実施されてました。
これはすべての飲食店で導入してほしい!

一日目昼食

一日目の昼食は、ホテル近くの地下街のフードコートで。
ホテル最寄り駅の検索に失敗して1~2駅歩くことになったんですが、これがむしろ功を奏して長大な深圳の中心地の地下街を体験することになりました。

■会展中心駅辺りに東西に2km。地上には巨大ショッピングモール、公園など。

いま改めて地図で確認すると、その距離2.1km。

日本一長い商店街といわれる天神橋筋商店街が2.6kmですからその長さがわかると思います。
しかも地下街。

その地下街の途中にある中華料理っぽいお店に。
(ほんとにいろんなお店があって目移りしまくり)
朝食の反省を生かしつつ、三品シェアする感じでオーダーしました。(英語通じないw。翻訳アプリが活躍。)

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■麻婆豆腐。激ウマい。フードコートで提供されるレベルじゃない。量は基本多め。

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■牛肉面。中華圏来たらやっぱりこれでしょ。ちょっと肉が少ないかな。麺(面)は日本のような腰のある面ではなくて、ひやむぎとか素麺のような触感。やや腰のなさに物足りなさを感じるかも。一人でこれだけはつらいかな?という量。

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■酸菜魚。今回初めて見かけたメニュー。実はそれなりに伝統的なメニューらしく、このあとあちこちで見かけた。同じく一人では食べきれない量。

麻婆豆腐、牛肉面(麺)はそこそこメジャーなので置いておいて、この「酸菜魚」がこの時のトピック。
乳酸発酵した「何か」を味のアクセントにした魚介のスープに、川魚と麺(刀削麺のようなざっくりとしたやつ)が入ったもの。

ダシのうまさと緻密さは中華系料理のそれで文句なく、そこに乳酸発酵系の酸味が絶妙にアクセントを加える逸品。
小骨の多い川魚の切り身が食べにくいことは中華圏ではよくあることなのでここではおいておいて、この風味は新鮮!(深圳)

乳酸発酵するものはヨーグルト、キムチなどいろいろあるけど、この酸菜魚のベースになっているのは高菜かな?

結構中華圏で付け合わせに高菜があることがあるけど、それをアクセントに使った感じ。

これはうまかった~。
煮込み料理ではあるものの、暑い夏場もスッキリ食べられる逸品でした。

誰か骨の多い川魚の効率的な食べ方知りませんか?

あと、言葉の壁でいろいろ意思疎通が難しい中、店員さんは入れ代わり立ち代わり嫌な顔せずとても親切な対応をしてくれました。
特に一生懸命対応してくれた女性スタッフにあまりにも感激したので退店時に「あなたはとても素敵な女性ですね!ありがとう!(を翻訳してアプリで)」と伝えると、はにかんだ笑顔で「謝謝!」と返してくれました。惚れてまうやろ!!!!!!

一日目夕食

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夕食は現地でお世話になった現地女性のおすすめで「八合里海記」へ。
中華圏でよく見かける「火鍋」ですが、英語にするとHot Pot、決して辛い鍋というわけではなく普通に鍋料理です。

台湾でもありましたが、席と鍋が用意され、そこにみな思い思いの具材を注文して火鍋を楽しむ感じです。

残念ながらここでも英語は通じず(まぁそもそも街中に外国人らしき外国人をほとんど見かけない)、翻訳アプリに頼りましたが基本店員さんにお任せのスタイルでいろいろ頼みました。

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■牛のなにかをすりつぶした感じのもの。ミンチというよりペースト。うまいことひと塊ずつ鍋に投入するのが難しい。とっても親切な店員さんが右も左もわからない日本人に教えてくれた。

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■ゆであがるとこんな感じ。この店の名物的なものらしく、となりのテーブルでも何度か頼まれていた。
ぷりぷりしつつ肉の臭みもなく最高にうまい。

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■つけダレは様々な調味料から好みのものをミックスさせて作るスタイル。みんな遠慮なく小皿にブチこんでいく。

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■私のつけダレ。中華風のベースソースにたっぷりのニンニクとネギなどをトッピング。この中華ソースが激ウマ!!!!

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■もちろん飲み物はビール!中国のビールというと「青島」想像される方多いと思いますが、深圳でよく見かけた(よく出てきた)のは「雪花」というブランド。日本のピルスナーによく似たすっきりした味。

が、周りの現地の方は全然飲んでない。
隣のどうみてもサラリーマン風の集団ですら誰一人としてお酒を飲まず、みんなコカ・コーラ。びっくり。
台湾もそうだったけどあんまりお酒を飲まない文化なのか?
(だから現地の銘柄のビールも少ないのか?)

IMG_20190819_184810■その他いろいろ頼んだ肉を、こうしてザルで湯がいて食していく。鍋というより、しゃぶしゃぶに近いのか?
なんにせよ、うまい。
多少筋ばったところもあったりするが、それも「食感」として考えれば楽しみの一つと思える。

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■スタッフの兄貴に勧められたまま運ばれてきた、たぶん「麩」の一種。麩か、アゲかな。
さっと湯がいて食べるとうまい。なにしろうまい。

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■鍋ということで、こちらからチョイスした「麺」。なんとインスタント麺が来たw

と思ったら中華圏では割と普通らしく、店のポスターに堂々とインスタント麺が鎮座していた。
なるほどここまで市民権を得ているとはすごいなぁ、インスタント麺。

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■インスタント麺が主役!(これも火鍋だけど、韓国系なのでおそらく辛いやつ。)

さて、料理以外の面白いトピックとしては、中国の飲食店での食器の利用フローです。

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御覧のように食器はあらかじめ一客ごとにパックされた状態でセッティングされており、これをむきむきして一客分のセットを取り出した後・・・

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テーブルに予め用意されているポットのお茶を器に入れて器と蓮華、箸を洗い・・・

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これまたあらかじめ用意されているボウルにゴミごと廃棄します。これ、教えてもらったわけではなくたまたま私たちの後に入ってきたカップルがそうしていたので、チラチラ見ながら真似してみた次第。

その他のテーブルでも大体同じフローだったので間違ってはいないと思いますが、どんな風習なんだろなこれ~。

異文化感じた貴重な瞬間でした!

一日目番外編

メインディッシュ以外のちょっとしたトピックでも。

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■こういうシャレオツなドリンクスタンドはあちこちにあり、日本で”大流行”のタピオカとかもある。(がブームではない)
だいたい10元(≒150円)からと炒飯と同じぐらい。
おなかが牛乳に弱い私としては、ベースに遠慮なく豆乳が選べる(というか豆乳が基本)なのはとてもうれしい。

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■初日の空港のセブンイレブンで食した「鶏肉のグリルを中華バンズで挟んだ何か」。うまい。ちゃんと中華風味。これで10元(≒150円)。
日本の”具が2割”な肉まんと比べると格別。

IMG_20190819_050325■中華風焼き鳥的なもの。

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■しっかり中華風のスパイスが利いていておいしい。が、7元出すほどではないかも。

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■日本でよく見る「何か」もよくある!空港はケンタ、マック、セブンイレブンに支配されてた。日本のラーメン屋も。

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■懐かしの「イセエビキャッチャー」(ここではロブスターかな?)を目の当たりにして興奮する一同。懐かしい。
プレイ料金忘れた・・・

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■こちらはちょっと高級そうな海鮮屋さんの店頭に置かれていた生け簀のロブスター。149元(≒2300円)とそこそこなお値段。
まぁでも安いか。

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■声に出して読めないカニ。239元(≒3500円)だから、その他のテナントの単価から考えると高いけど、日本で食べること考えたら安い。

とまぁ、そんな感じで一日目を楽しみました。
メニューや物価についていろいろ思うところありましたが、それは最後にまとめようかなと思います。

一日目だけでぜんぜん「簡潔」にならなかったので明日に続きます・・・

【旅行記】急速な発展を続ける中国、深圳に行ってきた件 ~街なみ編~

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昨日は、深圳への行程の基本について、空路や現地の交通手段、決済手段などについて綴りました。

今回は、深圳の街歩きをしていて気が付いたことなどを”なるべく簡潔に”綴りたいと思います。

街がきれい
約40年前の都市誕生から

中国への窓口として経済的に発展していた香港と隣接する地理的重要性から1979年3月、宝安県を省轄市の深圳市に昇格させ、1980年には改革開放路線を採用した鄧小平の指示により深圳経済特区が指定されると急速に発展した。なお、1981年副省級市に昇格

-Wikipediaより引用

私も正直知らなかったのですが、深圳の発展の歴史は約40年前の特区指定から始まったそうです。

時々日本国内で都市伝説のように語られる、中国内部の砂漠地帯に突如として蜃気楼のように開発計画から都市が誕生した・・・というほど劇的なものではなく、緩やかに成長してきたようです。

そのため都市もピッカピカというわけではなく、路地を入れば日本でもよくある公団住宅や高度経済成長期の名残のような高層住宅(香港の九龍というと想像しやすい?)がみられます。

新陳代謝

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■市街中心からやや離れた地下鉄駅付近。超キレイ。

が、表通り、目抜き通りは新陳代謝が進み、自動車が走る道路から歩道、両脇にそびえるビルに至るまで再構築が進んでいて日本だと東京や大阪の繁華街を歩いているような感覚です。

中国の文化的なものもあるでしょうが、内装は豪華に彩られていますし、装飾もとてもきれいなため日本よりも立派に見えます。

建物の中はもちろんのこと、道路にごみが落ちているような様子も見受けられないし、植栽もいたるところにあるため受けるイメージもとてもよく感じました。

電線が埋設

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■電線がない。

主たる都市部は、電線が埋設化されています。
そのため目につくところに電線がなく、とてもきれいな印象を受けます。

アジアの国のカオスな電線を見られないのはちょっと残念な気もしますが、こういった細かい点も都市景観に大きく影響するんだなーとあらためて思いました。

ただし・・・

ただ、mobikeの乗り捨てがちょっとひどかったかな…
あれがなければかなりいい雰囲気だと思います。

空気がきれい(香港の方がやばい)

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見た目の印象の良さともう一つ、ふと気が付いたのは「空気がきれいじゃないか?」ということ。

乗り物がEV!

他の中国の都市がどうかわかりませんが(他の都市も同じだと聞いていますが)深圳の公共の乗り物は総じてEVです。

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■タクシーもEV。運ちゃんによってはアクセルベタ踏みで強烈な加速を味わうことも。

地下鉄はもちろんですが、タクシーは当たり前のように全車EV。
(日本のタクシー用のガスステーションのようなバッテリー交換ステーションがあるらしい)

また、日本では都市部の大気汚染の大きな原因であるディーゼル車が大半を占めるバスも(ほぼ)全車EV。
巨大なバスが「ヒュイーン」とモーターの音をさせて走り去っていくのは感動すら覚えます。

外国産車はまだまだガソリン車が多かったですが、中には中国車と思われるEVも走っていたりと受けたイメージは
「EVが多い」でした。

バイクもEV!

もう一つ。市民の足としてバイクが普及しているのですが、このバイクに至っては90%が電動バイクでした。

音もなくスーッと走っていく電動バイクばっかり。
後ろから追い越されるときなど、ほぼ無音なので毎度びっくりしました。

駐輪してあるバイクをまじまじと見たところ、ほぼ後輪にインホイールモーターが組み込まれていました。
そういうプラットフォームがあるのかな?

秀逸なEVインフラ

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■ロッカーのようなバッテリーケースが並ぶ。認証して扉を開けると充電済みのバッテリーが収納されている。

また、たまたま入ったコンビニの脇に、電動バイク用のバッテリー交換ステーションがありました。

電動バイクユーザーは、電動バイクで乗り付けてステーションからバッテリーを引き出し、自分のバイクのバッテリーと交換してステーションに返却するという合理的なシステムが出来上がっていました。

同様の仕組みは台湾に赴いた時にもGOGOROというメーカーがもっとスタイリッシュにやっていましたが、かっこよくやらずともまずはできるところからやってしまおうという気概が感じられました。

日本のバイクメーカーもさっさとやればいいのに。
原付の売り上げ低迷に起因した免許制度改革のロビー活動より、こういうところで協業すべきでしょう。

バス、自動車、バイクなど、こういった内燃機関の電動化により、モビリティの排ガス起因の空気汚染があまり感じられません。

緑化、植栽も

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■きれいに整備された公園。しっかりと手入れされていてキレイ。

かついたるところに植栽がふんだんにあり、都市が緑化されています。
気持ち的にも癒される感じがあって、総じて空気がきれいな印象を受けました。
(以前のPM2.5問題との比較論ではなく、絶対的な評価として)

地球全体の環境問題としてのEV化が重要視されていますが、こういった都市部の身近な環境問題としてEV化は割とわかりやすい効果があるなーと思いました。
(発電所も含めての環境問題とかいう話はいったん置いておいて)

同日程で香港まで行ってきましたが、香港は電化が進んでおらず、香港の方が人のいる空間としての空気のきれいさは劣る気がしました(主観)

静か!

交通に統制が取れていてかつ道路が広いので、ベトナムや香港のように街のいたるところからクラクションが聞こえてくるということがありません。

またバイクや車、大きな騒音を発するバスなどの乗り物がEV化されているのでとても静か!
これはかなり大きい要素だと思います。

また中国人はワイガヤうるさいという感じで語られることがありますが、特にそんなことも感じませんでした。

暑くない?

緯度でいえば沖縄や石垣島よりはるか南、台湾より南に位置するにもかかわらず、月の平均最高気温が30度前後というデータがあります。

とはいっても最近の都市化で暑くなっているんじゃ・・・と思ったら(たまたま訪れた時期がそうかもしれませんが)最近の日本より断然涼しい。

もちろん夏なので歩いていれば汗もかきますしより赤道に近いので日差しは強く日が当たるところは暑いのですが、そんなにイヤな暑さではありません。
木陰に入るとずいぶん楽になる感じ?

もうちょっと南に行くと熱帯気候のようになるのでしょうが、ちょうどその境目に当たるのでしょうか、スコールのような独特な気象現象もなく、終日快適に過ごせる印象でした。

実際ほとんどの行程が建物や地下街で完結していたのであまり外を歩かなかったんですが・・・

まだ開発するの!

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■品川の再開発地を彷彿とさせる。こんなのがあちこちに。

最終日、空港までの地下鉄の旅の途中、途中下車して食事を楽しもうということになったんですが、複数路線が集まるターミナル駅っぽいところでいざ降りて地上に上がってみると見渡す限りの平原。

駅近くで高層ビルかマンションの建設がされていましたが、まだまだ開発の余地はいくらでもありそう。
なにせ広大な土地がありますし。

既存の都市の再開発というより、何もない場所に都市を広げていくような感覚でした。

まだまだ伸びますね。

車が多い

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アジアの途上国は特に、市民の足としてバイクが大活躍しているのですが、深圳はバイクよりも車の方が多く感じました。

ざっとの感覚で周辺アジア地域のバイク存在率を感覚で表現すると・・・

ベトナム>>>カンボジア>>タイ>台湾>中国

って感じでしょうか。

ベトナムやタイでもまだ市民の普通の足として自動車は利用されていないように感じましたが、深圳では割と自動車保有率は低くないようにも感じました。

ただ、これから増えていくかというとそうは感じませんでした。

都市がコンパクトにまとまっているうえに公共交通機関も発達しており、自動車の需要がそれほど感じられないからです。

ちょうど東京や大阪などの都市部のようなイメージでしょうか。

名古屋のような自動車大国には・・・ならないかなぁ?

エスカレーターは左空け(大阪形式)

ショーもないことですが、地下街やビルに敷設されているエスカレーターの乗車マナーは右乗り左空けでしたw

かといって徹底されているかというとそういうわけでもなく、利用数が多いと自然と両列埋まっていく印象。

どこかの調査で、エスカレーターは両列使うと運搬効率が最大化されるというようなデータが示されていましたが、意識してるんでしょうか。(してないね。)

ちなみに地下鉄ホーム上の列車待機列は、人はきれいに並んでいるものの、降車優先という考えは薄いらしく油断していると乗車の波に押し戻されて降りられなくなりそうになりますw

物価は安い~ほぼ日本と同じ

気になる物価ですが、日本より高く感じることはありませんがところによっては日本と同水準のモノコトもちらほら見受けられます。

飲料

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■シャレオツドリンク。ベースは中華圏では一般的な豆乳。

自販機で売られているジュース類は大体4~5元(≒60~70円)、ビールの350mlが同だいたい6~7元(≒100円)です。(日本のビールが高いのは税金のせい)他のアジア各国同様ビール天国ですw

が、飲食店に入ると遠慮なく10元とかになったり、ちょっと粋なBARなどに入ると30元とか40元とかするので侮れませんw

また、ちょっとおしゃれなドリンクスタンドで飲むドリンクは10元~20元(≒150円~300円)ぐらい。
日本で”大流行”中のタピオカも並ばずにそれぐらいで飲めます。

食事

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■怖いもの見たさで入ってみたくなる「American Style Sushi」

ローカルな飲食店だと中華圏では一般的な朝食である「お粥」が5元(≒75円)とか、チャーハンが10元(≒150円)とか。
ローカルな店に入る勇気と言葉の壁を乗り切る覚悟があれば食事代は全旅行代のうちで誤差レベルになる。

深圳は市街地の目抜き通りにたくさんの商業施設があり、そこを中心に地下街などのテナント群が発達しているんですが、そういった都市部のフードコート的なところで食べると一品30~40元(≒500円前後)ぐらい。

前述の「海上世界」でそこそこいい店だと、一品100元とかになってきます。

が、そもそも隠れ家的な真の高級飲食店になるとおそらく天井知らず。まぁそういうところは日本でも変わらないので比較してもしようがないですね。

個人的な感想として、ローカルなお店で十分めちゃくちゃうまいし量も十分なので、それで十分だと思います。

交通

タクシー初乗り2㎞で10元(≒150円)

地下鉄30分程度の距離で5~6元(≒7~80円)

その他

華強北の電子街で売っているような「製品」だと、日本でAmazonで買えるぐらいの価格。あえてこちらで買う必要はそれほどないかも。
その他の小さな電子パーツ群になるとびっくりするぐらい安い。
たぶんリールのLEDとか一生分買えるぐらい。

あーでも最近はやってるハンディ扇風機は30元ぐらいで売っていた気がする。

品質云々言うときりがないですが、一般に手に取るものならば総じて日本よりお買い得感はあります。

価格表記が「¥」!!!

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■一「圓(元)」。結構肖像が感慨深い。

聞いたところによると、正式な「元」の通貨記号がないらしく、代わりに「¥」が使われているとのこと。

手書きや発音は「元」なんだけど、いたるところに「¥」を見かけてちょっと変な気分。

そういえば、台湾に行った時もお札に表記されている「元」の文字がなぜか「圓」でとても気になった。
もちろん中国のお札も「圓」になっている。

気になって調べたところ、「圓」はなにも「円」と特別な関係があるわけではなく、むしろ「圓」が特別なんであることが分かった。

経済を専門的に勉強している方からすると常識的なことなんだろうなぁ・・・

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%93

ということで、元がないというわけではなく「圓」の名残という説が強そうです。(詳しい人詳細ヨロ)

古いなら古いなりに活用している
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居住区

これまできれいなところとか新しいところばかり強調してきましたが、市制開始から40年たっているだけにもちろん古い部分もたくさんあります。

この門の奥の方はいわゆる居住区みたいになっていて、一歩足を踏み入れると九龍城のような高層集合住宅が軒を連ねています。

各集合住宅の一階部分には雑貨店や飲食店、理髪店など生活に必要な商店が店を構えていて、目抜き通りの裏の住宅街でもちょっとした経済圏ができている感じがします。

このあたりの「ローカル」な飲食店だと、おそらくさらに飲食代安いのかな。

今回は訪れる機会がありませんでしたが、次回行く機会があったらそう言った一般の方の生活の風景なんかも見てきたいなと思います。

リノベーション

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■ホテル近くの大通り沿い。右側のビルは結構古く、趣のある商店が軒を連ねる。

目抜き通りがすべて真新しきれいな建物というわけでもなく、通りに面していてもそれなりの築年数の建物もたくさんあります。

そういった建物は、外観はそれなりに手入れしつつ、内装を大幅にリフォームして活用しているように見受けられました。

宿泊したホテルがまさにそんな感じで、普通にフロントから居室にいたるルートはきれいに整えられているのですが、ひとたびバックヤードに入ると築年数なりの痛みがw

おそらく構造の耐力の限界まではこうしてリノベーションを繰り返して活用されていくんだろうなーと思いました。

まとめ

深圳の街は、日本をはじめとする諸外国からいろいろな媒体を通じて得られる情報を通じては「ハードウェアのシリコンバレー」と称されるようなあたらしい街を想像させます。

また実際現地でも、新陳代謝が盛んでどんどん新しい都市へ生まれ変わり成長していく活気ある街を見ることができます。

一方、特区指定から40年が経過し、程よく歴史が醸される古い街並みもまだそこかしこに残り、温故知新を体現するようにまさしく「生きている」街を感じることができました。

まぁそもそも深圳しか行っていなくてほかの中国の都市がどうか知らない状態なのであくまで現段階の主観ですが。

 

結局全然「簡潔」にまとまらなかった。