永らく(といっても2年ぐらいか)使っていた、MotorolaのMoto G4 Plusがいろいろと不具合を抱えてきたので、致命的ではないものの業務のこともありスマホの変更を余儀なくされました。
変更時の条件はいろいろあったものの
- 安定して動作すること
- (できれば)軽快に動作すること
- SIMフリーであること
- 技適を取得していること
- DSDSであること
- 写真がきれいに撮れるとうれしい
- 条件を満たせればメーカーはこだわらない
- できれば安価であること
が挙げられた条件です。(多いw
中にはややマニアックな条件もあるけど、わからなければググってください。
更新するスマホの候補
さて、そんな条件の中から候補に挙がったのが、HUAWEIのP20 pro、P20、Google Pixel 2、HTC U12+、iPhoneXなど。
いろいろ条件はあげつつも、正直なところ一番重視したい要素は6.の写真撮影性能であり、そんなスマホの写真性能の比較検証を行っているサイト「DxOMark」の評価結果が多分に反映された候補と言っていい感じ。
その候補の中からその他の条件を絞り込むと、P20、P20 Pro、U12+あたりが残り、最終的には予算的な都合で消去法によりP20に決定されたという流れですかね。
ということで、早速購入。
今更汎用OSのAndroid機に特に説明することもないですが、以下のような点が「ほほーぅ」となった点。
- 顔認証スゴイ(Surface の Helloで体験済みではあるけれど)
- NFCついてるやん(使い道ないけど<名古屋の地下鉄私鉄ははよNFC対応してくれ>)
- DSDSちゃんと機能してる!(MotoG4が不具合だっただけ)
- 細かい機能がたくさんあるー
- 動作サクサク!
- うーん、やっぱ写真綺麗だわ!
- ・・・Nano SIMやん
特に写真については一番期待していたところなので、ちょっとだけ紹介。
HUAWEI P20で撮影した写真
料理の写真
撮影中、勝手に食事の風景であることを認識して最適なモードが設定されました。
個人的にはもうちょっとコントラストがある絵がいいのですが、これはこれでいい感じです。
一般的な、SNSへの飯テロ攻撃にはもってこいでしょう。
夜景モード
カメラを起動すると様々なモードがありますが、夜景モードというものもあります。
残念ながらマンハッタンにも香港にも夜景撮影に出かけられないので、通勤途中に撮影した最寄り駅の写真。
背景は田舎ならではの漆黒の闇、手前の駅のホームは本が読めるほどの十分な照明、中央の線路付近はその中間ですが、オブジェクトが赤茶けた砕石というなかなかに難しい状況。
↑こちらは標準モードで撮影したもの。
これでも十分きれいに撮れていますが・・・
夜景モード。
空は黒く、照明は白飛びせず、かつ中央の砕石もしっかりと粒度を保って表現できています。すごいわー。
ポートレイトモード
今時のスマホにはほぼ当たり前のように搭載されているポートレイトモード。
家族でフラっと買い物に出かけたときの休憩中のシーンを何気なく収めただけですが、肌の色彩、明度はしっかりと確保しつつ、程よく背景をぼかしていい感じになっています。
昔は一眼じゃないとこんなの撮れませんでしたよねぇ。
(でもやっぱり一眼で撮ると細かい描写で一眼に軍配が上がる気がします)
アパーチャモード
アパーチャモードって最近のスマホじゃ普通なんでしょうか。
アパーチャモードにすると、いわゆる「絞り」をマニュアルでコントロールできるインターフェイスが現れて、任意の絞り(おそらく疑似的なものですが)で撮影ができます。
技術資料によると、ダブルレンズの視差を利用して測距し、処理エンジン側で再現しているそうです。
ちょっとサンプルが悪く中距離が甘いですが、絞りに相当する設定を極端に振って撮影してみました。
アパーチャ値(絞り相当?)0.95。
いわゆる開放な状態です。0.95ってすごいな。
フォーカスは中央の巻貝に当ててあるんですが、手前の二枚貝も20センチ程度しか離れていませんがいい感じでボケています。
ただちょっと遠景のボケがワザとらしいというか、大げさな印象を受けます。
反対にアパーチャ値16。
絞り込んだ状態なわけですが、サンプルが良くない。
中央、その周りはいい感じにフォーカスされてますが、さすがに遠景は若干ボケてます。
まぁでもこれだけわかりやすく設定値によって画質に差が出るので、セオリー通りにポートレートや接写は解放で、風景などは絞って・・・なんてことが手軽にできるので面白いですね。
中間のアパーチャ値4.0。
個人的にはこれぐらいがいいかな。
食事撮影なんかはもっと開放気味でとってもいいですね。
期待通りのカメラ性能で、大変満足しております。
番外。Nano SIMについて
もともと使っていたMoto G4 plusがMicroSIMだったこともあり、NanoSIMへの変更を余儀なくされました。
本来ならば、通信事業者へ変更申請すべきところだけどそんな悠長なことしていられない。
ということで、例によってSIMをカットすることに。
そもそも標準SIMをMicroSIMにカットして使用していたものを、さらにNanoSIMにカット。
埋め込まれたICを切ってしまわないか心配になるものの、基本的に露出している端子部分以外に回路部分が入っていることはないので、安心してカットしよう。(ただし自己責任で)
中央がカットしたSIM。右がDSDSのセカンダリとして使用している格安SIM。(OCN mobileONE)
大雑把にカットしたら、やすりできれいに整える。
特に問題もなく認識し、うまく運用できている。
最後に
本音で言えば、もう1ランク上のHUAWEI P20 proが欲しいところでしたが、予算の関係で断念。
Proとのカメラ性能の差が気になりましたが、結果的には十分満足いく結果となりました。
またちょっと写真が楽しめるかも。